あかとくろの間
「あ、はは、何言ってんの」
「笑うな」
この子、本気?
「あたしの年齢とかさあ
何にも知らないじゃん」
「これから知っていくんだよ」
「やだ、だめだよ…」
あれ、あたしふった?
「…何それ。返事?」
「あ、ちょっと待って??」
振らなきゃなのに
振りたくないよ…。
暖かいもの手放せないよ。
輝きたいのに
輝けないよ…。
輝のこと好きなのに
「俺、千波支えたいんだ」
「無理でしょ?今何歳よ…」
「…17。」
「なんもできないじゃん」
「できるよ。んじゃ千波は
なにが必要なの?」
この子は人を困らせるの好きだな。
「とにかく、まっててば」
「うん、待つよ。いくらでも」
「…馬鹿いわないで」
「馬鹿だもん、あはは」
輝は笑いながら立った。
「や…っ行かないで!」
自分でも驚く言葉。
偽りの愛の時に使う言葉。
のはずなのに、感情違うし。
「だって俺17だもん。がっこー」
「…ぁ、そか。そだよね……」
なんかまじで凹んでない?あたし。
「でも、あんなん言われたら行きたくねーな」
ダメだ、あたし、待てないよ。
「笑うな」
この子、本気?
「あたしの年齢とかさあ
何にも知らないじゃん」
「これから知っていくんだよ」
「やだ、だめだよ…」
あれ、あたしふった?
「…何それ。返事?」
「あ、ちょっと待って??」
振らなきゃなのに
振りたくないよ…。
暖かいもの手放せないよ。
輝きたいのに
輝けないよ…。
輝のこと好きなのに
「俺、千波支えたいんだ」
「無理でしょ?今何歳よ…」
「…17。」
「なんもできないじゃん」
「できるよ。んじゃ千波は
なにが必要なの?」
この子は人を困らせるの好きだな。
「とにかく、まっててば」
「うん、待つよ。いくらでも」
「…馬鹿いわないで」
「馬鹿だもん、あはは」
輝は笑いながら立った。
「や…っ行かないで!」
自分でも驚く言葉。
偽りの愛の時に使う言葉。
のはずなのに、感情違うし。
「だって俺17だもん。がっこー」
「…ぁ、そか。そだよね……」
なんかまじで凹んでない?あたし。
「でも、あんなん言われたら行きたくねーな」
ダメだ、あたし、待てないよ。