未来から
かきーーーん
ぱぁっと光に包まれた
斬られるはずの痛みがなかった
なんで?
総司「皐月さん!」
皐月「⁉︎おきたさ…ん?つっ!…〜っっううぅ」
総司「大丈夫ですか?ずっと魘されてましたよ?しかも、2日間まるまる眠っていましたし」
皐月「ひっく…うう…そう、なんですかっ…ひっく」
総司「怖い夢でも見ましたか?」
皐月「うううう…ひっく…は、い…うぅ」
総司「大丈夫ですよ」
ふわっと包みこまれている感覚
目の前は真っ暗
でも、安心する匂い
私、沖田さんに抱き締められてるんだ
暖かい温もり…安心する
総司「あなたは悪くないですよ
僕たちのために戦ってくれたんですから
自分を責めないでください、泣かないでください
泣いていても、僕がそばいにますよ?
泣き止むまでそばにいます
だって
僕はあなたのことを好きになったみたいです」
う、うそっ
皐月「沖田さんっ…ひっくひっく…私も、
す、好きですっ」
嬉しくって余計に涙が止まらなくなってしまった
総司「ふふ、余計に泣いちゃいましたね」
皐月「だって…ひっく」