未来から
土方side
土方side
皐月「わたし…は…必要のな…い人間…です」
はっ?なに言ってるんだこいつ?
訳のわからないことを言いだしたと思ったら、苦しみだしやかった…これはまずい
土方「山崎!」
山崎「はっ」
こいつは監察官でもあり、医療の知識もある
山崎「副長」
青ざめた顔で俺の顔を見た
どうしたんだ?
山崎「こいつ…女です。」
土方「なんだと!?」
山崎「喉仏が出てませんし、何より胸が膨らんでます」
土方「っっ!こいつの縄を外して、俺の部屋に運ぶぞ!」
山崎「はい!」
袴から見える細い腕には先ほど拷問で付けられた痣が痛々しく残っており、
呼吸がままならないからか、浅い呼吸になっている
こいつをみて罪悪感に苛まれた
抱きかかえると、驚く程かるかった
…こいつちゃんと飯くってんのか?
土方「すまねぇ」