香りから始まる恋はいかがですか?

「そういうことなら・・

ぜひぜひ!

安藤さんたちとは、
いつお会いしますか?

わたし、不定休で・・」

と言うと

「そうだよなー
俺らなんて、土日休みだから、

ホント、夏が都合の良い日、
いつでも良いんだ!」と。

「わたし、
こういうこと初めてだから、
緊張するかもしれないです。

なんだか、
智史さんのおかげで
わたしの世界まで
広がって行くようで、

とっても嬉しいです」

とニコニコしながら言うと

「そうだよな・・
俺も、誰かに恋人を紹介するの
初めてなんだ。

でもきっと安藤の嫁さんも
夏のこと気に入ってくれる、
約束する!でもさ・・・」

と彼は少し心配そうに言う。

「夏の世界が広がりすぎて
俺を置いてきぼりにしないでくれよ?」

って。

智史さん!!その顔、
反則ですよー

ラブラドールが、
目をうるうるさせてます!

そんな、
わたしを見つめないでー。

キュンキュンしちゃいます。
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