香りから始まる恋はいかがですか?

彼女が優しく
撫でてくれている手からも
想いが伝わってくる。

これ以上、
可愛いことされると
歯止めが効かなくなる。

「夏、ありがとう。
好きになってくれてありがとう」

と伝えると

「いえいえ。こちらこそ、
わたしを捕まえてくださって
ありがとうございます」

とニコッとしてくれた。

もうダメだ、限界・・・。

「ねぇ・・キス、していい?
それ以上は、まだしない・・」

というと、彼女は頷き
俺は彼女の後頭部に
右手を添えた。

俺は、
彼女が目が閉じるのを
確認し、軽く口付けをした。

ごめん・・・今日は、
これだけじゃ満足できない。

彼女の口内に
ゆっくり舌を侵入させると
体が少しぴくっと反応したが

彼女も口を少し開け、
すぐにそれを受け入れてくれていた。

俺は、彼女の舌を絡めとり
離さない。

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