香りから始まる恋はいかがですか?

そんな珍しい奴だからか?

今日の
俺との待ち合わせの時も
ナンパされていて、
一生懸命断っていたようだが
全く説得力がない。

ナンパをナンパと思わず、
結構、可愛い顔して
胸もあるのに、
それをひけらかさず、
自分のスタイルを守り続けてる。


ん?守ってるのか?

いままで自分で
少しづつ殻を作ってきたのか?

どちらかよく分からないが
コイツが殻を破って、
外に出てきた時の
破壊力は計り知れないと思った。

その殻を・・
俺が破ってみたくもなったのは、
言うまでもない。

そして破壊力を近くで
見守りたいと思ったのは事実。

でも俺はこの日、
あるミスを犯していた。



< 35 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop