香りから始まる恋はいかがですか?
二日酔いと俺の苦悩の始まり


珍しく二日酔いの朝、
俺は案の定、寝坊した。

慌ててシャワーを浴び、
朝飯も食えずに
支度をして、

電車に飛び乗った。

が・・・
乗り込む電車の時間を
気にしていなかったせいで、

今朝は、夏の姿を
見つけ出せないでいた。

電車が駅に着き、
窮屈な空間から開放され
改札を抜けると、

何故か、
安藤が待ち伏せしていた。

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