香りから始まる恋はいかがですか?

「それにさー

調べようと思えば
彼女の職場、探せるじゃない?

2人と同じ駅で降りてるなら、
その付近のペットサロンを
探せば?」

と。

男2人は
「あぁ・・」とか「おぉ!」

先ほどから、
相づちしか打てていない。


「情けないねー
こんなにカッコいい男が
2人して、
あたふたしちゃって。

で・・?
智史さんは、
他にも何か答えが
欲しかったんじゃないの?」

と紗智に促され、

俺は、
2人に思っていることを
打ち明けた。

< 47 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop