香りから始まる恋はいかがですか?
・
俺は
ようやくいろんなものを
おさめて、風呂から出ると
夏は、
ソファーに体操座りをして
ぼーっとしていた。
泣いていた目は、
少し落ち着き、
俺に気がつくと
こちらに視線を移し、
「智史さんの湯上がりって・・
とってもセクシーですね」と。
おいー!!!
せっかく、ようやく
おさめてきたのに
そんな目で見るなよー。
なんて言わず、
「あはは、そうか?
夏のスッピンも可愛いよ」と言い、
彼女の隣に腰を据えた。