香りから始まる恋はいかがですか?


それから俺は、
夏の手をひき寝室に。

彼女は、ベッドを前に
戸惑っていたので、
軽く抱き寄せるようにして
一緒にベッドに入った。

明日、俺だけが仕事
っていうことが悔やまれる。

彼女に腕枕をすると
俺の脇にすっぽり
収まってしまった彼女。

「このまま寝ちゃったら、
腕、痺れませんか?」

って聞くから

「痺れたっていいんだ。

夏の温もりと
一緒に眠れるなら幸せ」

と良い、

おやすみのキスをし
眠りについた。

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