私と君の境界線*完結*

「はぁ。帰ればいいんでしょ。」

「何門からでるの??」

「正面門真っ直ぐ右行ったところのマンション」

「え。」

「なんですか!?」

「青空マンション??」

「そうですよ。」

え。
なんでマンションの名前知ってるの。
オートロックの前に名前書いてあるから中に入った人しか知らないはずなのに。

「おれも!!」

「はぁ?」

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