私と君の境界線*完結*
真吾*side
俺はずっと従姉妹のために尽くしてきたはずなのに……
いつあいつに負けたんだ…
男性恐怖症になったのに俺のことが平気だった時にすごい嬉しかったんだ。ほかの男が近づけない、そう思って油断してたんだ。
お姫様抱っこではなを運んできた時は自分が自分じゃないかと思うほど動揺した。
「はぁー…」
「ため息ついてどうしたー??」
「あー。好きな人に振られたんですよー…」
「へー。所で伊波先生、今日呑みに行きませんか??」
「あー、行きますかー九条先生。」
「因みに俺同性愛者だけど大丈夫??w」
「えぇー…w」