クレーマー
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色々な事があって勉強を開始する時間が遅れたあたしは、夜中の1時まで勉強をしていた。


あしたも学校だから早く寝ないといけないけれど、自分が決めた目標くらい達成しておかないと寝る事もできなかった。


ようやく勉強を終えたあたしはベッドへ入ろうとして、ふとパソコンに視線をやった。


あれからミカンはメールを確認しただろうか？


それが気になり、パソコンを立ち上げる。


すると画面上にメールが届いている事を知らせるメッセージが届いていて、あたしはすぐにそれを開いた。


《復讐お疲れ様。


さっき他の2人も確認してきたら、泣きはらした顔をしていたよ。


さすがクレーマーちゃんだね》


ミカンからの返事にあたしはホッと胸をなで下ろす。


しかし同時に少しの違和感が胸を付いた。


ミカンからメールは夜の12時に送られてきている。


こんな時間にクラスメートと会うと言う事はよほど仲が良いと言うことだろうか？


あたしは首を傾げた。


本当に仲が良ければあたしにちゃんと全員に復讐しろだなんて言わないだろうし、ミカンが一体何者なのかわからなくなる。


「まぁいっか。今のところミカンはあたしの味方なんだし」


あたしはそう呟き、ベッドへと潜ったのだった。
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