野良猫は膝の上で眠る
「ふぅ……。」
今日はちょっとやり過ぎた。
目の前にはざっと20人ぐらいチンピラ達が転がっている。
なんでこんなにいるかって座ってたらよってくる。
いつの間にか私ば黒猫゛って呼ばれてて、力試しに男達がよってくるようになっていたのだ。
ちょっと休憩しよ。
その場から少し離れた公園のベンチに腰をかけた。
それにしても寒い。今日は蹴りで足を使いすぎていたいし。
季節は12月でもう冬。当た前か。
寒さと痛さで歩けないくなってしまった。
「ついてない……。」