御曹司はかりそめ若奥様を溺愛中
「ところで明日の打ち合わせをしたいんだけど」
鈴城君が改まった口調で切り出した。
そうだった。
明日結婚をしたことを会社に報告するんだった。
「そうだったね・・・・」
「とりあえず人事での手続きだけど時間を示し合わせて一緒に行こう」
「はい」
共働きだから最低でも結婚届、氏名・住所変更届しないと他の手続きができない。
婚姻届けを書くよりもこっちの手続きが面倒だと
今頃気づいた。
「後さ…結婚式と新婚旅行の事を聞かれたら、今俺の抱えてるプロジェクトが軌道に
乗ったら新婚旅行を兼ねて海外で式を挙げるって事にしてくれる?」
「・・・海外・・・・」
青い海をバックにウエディングドレスを着た私とその横に鈴城君がいて
「行かないけどね」
・・・・・想像するだけ無駄だったわ。
「そう・・・そうだよね。あはは」
頭の中で、今の妄想をかき消す。
「え?もしかして式挙げたかった?」
鈴城君の冷めた声が胸を突き刺す。
「いいえいいえ・・・・結構です(本当は式挙げたいよ)」
「だよね~だってお互いに好きじゃないんだもんね」
当たり前の様に言われると心が折れる~~~!!!
「ごめん・・・話を戻すよ」
まるで仕事の様だ
「はい」
鈴城君が改まった口調で切り出した。
そうだった。
明日結婚をしたことを会社に報告するんだった。
「そうだったね・・・・」
「とりあえず人事での手続きだけど時間を示し合わせて一緒に行こう」
「はい」
共働きだから最低でも結婚届、氏名・住所変更届しないと他の手続きができない。
婚姻届けを書くよりもこっちの手続きが面倒だと
今頃気づいた。
「後さ…結婚式と新婚旅行の事を聞かれたら、今俺の抱えてるプロジェクトが軌道に
乗ったら新婚旅行を兼ねて海外で式を挙げるって事にしてくれる?」
「・・・海外・・・・」
青い海をバックにウエディングドレスを着た私とその横に鈴城君がいて
「行かないけどね」
・・・・・想像するだけ無駄だったわ。
「そう・・・そうだよね。あはは」
頭の中で、今の妄想をかき消す。
「え?もしかして式挙げたかった?」
鈴城君の冷めた声が胸を突き刺す。
「いいえいいえ・・・・結構です(本当は式挙げたいよ)」
「だよね~だってお互いに好きじゃないんだもんね」
当たり前の様に言われると心が折れる~~~!!!
「ごめん・・・話を戻すよ」
まるで仕事の様だ
「はい」