御曹司はかりそめ若奥様を溺愛中
なんか一人で大騒ぎしてバカみたい。

確かにお兄さん夫婦のものっていえば全てが丸く収まるよね。

「じゃあさ、もし・・・友香と直美が寝室が見たいって言ったら見せて・・・いい?」

鈴城君は「全然いいよ」と言いながらカレーを食べていた。

だけど・・・・本当にそれで大丈夫なのかな・・・・

私絶対へましそう。

だって私って顔に出るじゃん。

鈴城君は私の不安を余所に話を続ける。

「で?友達はいつ来るの?」

「それはまだ保留と言うか・・・・鈴城君からOKもらえて尚且つ呼んでもいい日を
決めてもらってから返事するつもりでいたんだけど」

すると鈴城君は壁掛けのカレンダーをじーっと見つめた。


「じゃ~今度の土曜日でどう?」

これまた即答。

「どう?って・・・・まさかその日は家にいてくれるって事?」

「あたりまえだろ?」

鈴城君が呆れた顔で私を見た。

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