猫の飼い方
深夜side

眠い・・・
早く教室行こ

俺は朝から職員室に呼ばれ、今解放されたところだった

あ、別に何か問題起こした訳じゃないよ?
なんか、俺の書いた作文が賞状貰えたそうでその話されたんだ


眠いから、朝に呼ばないで欲しいよね

そんなことを考えながら歩いていたら


ドンッ



角を曲がったところで誰かにぶつかってしまった


下を見るとブロンドの髪の女の子が尻餅をついていた

この子にぶつかったのか・・・
あれ?ブロンドの髪の子なんて学校にいたっけ・・・?
顔を見ればわかるんだけど、下を向いているので良く見えない・・・


まぁ・・・

「ごめん、大丈夫?」
俺は手をさしのべながら言った


「大丈夫です。こちらこそすみません」
彼女はそういって俺の手をつかんで立った


彼女がたったおかげで顔が良く見える

・・・っ!!(//っ)


何この子・・

透き通るような白い肌
パッチリ開かれた目
くるんとしたまつげ
プルプルしている唇
ほんのりピンクの頬


今までに見たことのないくらい可愛い
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