恋する気持ち。
***
今日は、金曜日。
週末という事と、新しい商品の発売日でとても忙しい。
とくに夕方からは、仕事終わりのOLさん達がたくさん来店されてとても忙しかったりする。
次から次に接客していくなかで、チラッと須賀の姿が見えた。
でも本当に忙しくて、須賀にかまっている余裕はない。
そしてやっと、一息ついたところで須賀のいた方を見ると須賀がにこやかに笑いながら、すずと話していた。
すずも楽しそうで、なんとなくいい雰囲気だった。
なんか、嫌な感じ。
私が見ているのに気づいた須賀とすずが、私の方に近寄ってくる。
「先輩!須賀さんみえてますよ。」
そう言うとすずは、奥へと下がろうとする。
「あっ!すずちゃん!例の件、よろしくね!」
須賀は、すずの手をとるとあの妖しい笑みですずを見つめる。
「はい。もちろんです。」
すずも、すずで、ニコッと笑った。
なんだろう。すごく面白くない。
ただ、須賀とすずが話していただけなのに。
すずに笑いかけないで。
あの色気のある妖しい瞳で見つめないで。
他の女の子を触らないで。
私どうしたんだろう?
須賀の事なんとも思ってないはずなのに。
相手はすずで、すずに彼氏がいることも、そういう子じゃない事だってわかってるのに。
それなのに、なんで。
こんな黒い感情が出てくるんだろう。
私はプイッと、須賀の事を無視して仕事にとりかかる。
今日は、金曜日。
週末という事と、新しい商品の発売日でとても忙しい。
とくに夕方からは、仕事終わりのOLさん達がたくさん来店されてとても忙しかったりする。
次から次に接客していくなかで、チラッと須賀の姿が見えた。
でも本当に忙しくて、須賀にかまっている余裕はない。
そしてやっと、一息ついたところで須賀のいた方を見ると須賀がにこやかに笑いながら、すずと話していた。
すずも楽しそうで、なんとなくいい雰囲気だった。
なんか、嫌な感じ。
私が見ているのに気づいた須賀とすずが、私の方に近寄ってくる。
「先輩!須賀さんみえてますよ。」
そう言うとすずは、奥へと下がろうとする。
「あっ!すずちゃん!例の件、よろしくね!」
須賀は、すずの手をとるとあの妖しい笑みですずを見つめる。
「はい。もちろんです。」
すずも、すずで、ニコッと笑った。
なんだろう。すごく面白くない。
ただ、須賀とすずが話していただけなのに。
すずに笑いかけないで。
あの色気のある妖しい瞳で見つめないで。
他の女の子を触らないで。
私どうしたんだろう?
須賀の事なんとも思ってないはずなのに。
相手はすずで、すずに彼氏がいることも、そういう子じゃない事だってわかってるのに。
それなのに、なんで。
こんな黒い感情が出てくるんだろう。
私はプイッと、須賀の事を無視して仕事にとりかかる。