鏡の中のシンデレラ
*王子*
「私は、

彼女に何かしてしまったのでしょうか?」




*国王*
「何か

都合の悪いことがあったのかもしれん。」




*王子*
「ですが…」




*大臣*
「陛下のおっしゃる通りです。


それに、手がかりが

何もないというわけではありません。


このガラスの靴、もしもサイズが

合わなかったら履けませんから、

オーダーメイドでしょう。」




大臣は片方のガラスの靴を




しげしげと見つめ、そう断言した。
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