鏡の中のシンデレラ
*大臣*
「それに、かなり小さなサイズですから、


そうたくさんの人間が履ける代物では

ありませんね。」




*国王*
「つまり、

何が言いたいのじゃ?」




*大臣*
「国中にお触れを出すのです。

『舞踏会の夜、

ガラスの靴を落とした者がいる。


その靴の持ち主を探すため、

年頃の娘がいる家に行き、

靴が合った人間は王子と

結婚することができる』


と。」




*国王*
「なるほど。よい考えじゃな!

さっそくそのお触れを出そうぞ!」
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