鏡の中のシンデレラ
*継母*
「ええ、おります。


それはそれは美しい娘たちですよ。」




*家来*
「では、会わせていただけませんか?」




*継母*
「ガラスの靴のことでございましょう?


こちらにも手紙が届いておりますので。」



私たちはそのご婦人に案内された。




*継母*
「こちらが私の娘たちでございます。」




*家来*
「あ、あれ、、、いえ、あの方たちが…」




目の前に現れた二人の娘は、



母親にどこか似ていた。
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