鏡の中のシンデレラ
今思うと、



なんて危険な真似をしたんだろう。




いや、正解だったのかもしれない。




それぐらい、王子様を好きになっていた。




正妻になれなくてもいいから、




そばにいたかった!!




地面に足がついたとき、




周りのすべてが息をはいたように思えた。




ドアの方には、




もう立派な馬車が停まっていた。




裏口から入って、




様子を見てみた。
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