オフィスにラブは落ちてねぇ!! 2
月曜日は波乱の予感
月曜日の朝。
いつも通り出勤した愛美は、支部のオフィスに足を踏み入れ、チラリと支部長席を見た。
(良かった、ちゃんと来てる…。)
「おはようございます。」
愛美が挨拶をしても、緒川支部長はいつものように顔も上げず、おはようと返した。
相変わらず職場では素っ気ないなと思いながら、愛美は内勤席に着いてパソコンに社員コードを入力する。
昨日も“政弘さん”とは会えなかった。
由香と武の新居を出た後、駅まで歩く道のりで“政弘さん”に電話を掛けた。
夕方に会う約束をしていたので帰宅時間を伝えようとしたけれど、何度電話をしても“政弘さん”は電話に出なかった。
用件を伝えるためメールを送ってしばらく経ってから、“調子が悪いから今日はやめておく”と短い返信があった。
愛美が体調を心配して“これから行きましょうか?”ともう一度送信しても、その返信は“もう寝るからいい”といつになく素っ気ないものだった。
“政弘さん”の事が心配ではあったけれど、体調が悪くてメールをするのもしんどかったのかも知れないと思いながら自宅に帰り、冷蔵庫にあった物で簡単に夕飯を済ませた。
今朝は体調が回復したのか、緒川支部長がいつも通り出社している事に安堵した。
ちょっと疲れていたのかも知れない。
(毎日遅くまで仕事して大変なんだもんね。あまり無理させないようにしないと。)
いつも通り出勤した愛美は、支部のオフィスに足を踏み入れ、チラリと支部長席を見た。
(良かった、ちゃんと来てる…。)
「おはようございます。」
愛美が挨拶をしても、緒川支部長はいつものように顔も上げず、おはようと返した。
相変わらず職場では素っ気ないなと思いながら、愛美は内勤席に着いてパソコンに社員コードを入力する。
昨日も“政弘さん”とは会えなかった。
由香と武の新居を出た後、駅まで歩く道のりで“政弘さん”に電話を掛けた。
夕方に会う約束をしていたので帰宅時間を伝えようとしたけれど、何度電話をしても“政弘さん”は電話に出なかった。
用件を伝えるためメールを送ってしばらく経ってから、“調子が悪いから今日はやめておく”と短い返信があった。
愛美が体調を心配して“これから行きましょうか?”ともう一度送信しても、その返信は“もう寝るからいい”といつになく素っ気ないものだった。
“政弘さん”の事が心配ではあったけれど、体調が悪くてメールをするのもしんどかったのかも知れないと思いながら自宅に帰り、冷蔵庫にあった物で簡単に夕飯を済ませた。
今朝は体調が回復したのか、緒川支部長がいつも通り出社している事に安堵した。
ちょっと疲れていたのかも知れない。
(毎日遅くまで仕事して大変なんだもんね。あまり無理させないようにしないと。)