何も知らない君のこと
「美玲、こっち向いて?」


「んっ」


君の突然のキス。


唇を離した後、私は怒ろうと思っていた。


けど、怒れなかった。


だって。


君があの無邪気な笑顔で、笑っていたから。

¨¨ ¨¨
*──────end───────*
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