寂しい蒼空
「大丈夫?クラスの列にいないから、
 どこにいるのか心配になって探しちゃったよ〜」

「ご、ごめんなさい!私人の波にのまれちゃって…探してくれてありがとう」

少し微笑んで彼にお礼を言った

「………………。」

彼が何も言ってくれなかったので、

下を向いていた私が視線をあげると
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