瞳に映る君の嘘
凄い力 〜藍said〜
俺は、急いで走ってくる琴音に手招きした。
『遅いよ。何やってたのさ。』
「ごめん!本読んでたら時間になってた。」
『読書家だね。』
「全員揃ったかな。それじゃあ監督お願いします。」
「えー私は監督の野崎貴俊(のざきたかとし)と言います。それでは皆さんに自己紹介をお願いしたいのですが右から。」
次々自己紹介をしていき、俺の番になった。
『長居藍です。出身中学は氷丘中でバスケ部でした。ポジションはPG(ポイントガード)です。よろしくお願いします。』
次に琴音の番になった。
「紺野琴音です。出身中学は氷丘中です。マネージャー志望です。よろしくお願いします。」