瞳に映る君の嘘
そい言った夏織先輩は、俺の顔を見て安心していた。
「びっくりしたじゃない。無理し過ぎよ。大会、奏君は、大事な時だけ出すことにするわ。」
『・・・そうですか。分かりました。逆にその方が俺も嬉しいです。』
「もうこんな無茶しないでよ。」
『分かりました。すみませんでした。』
バレたら奏がどうなるか俺には分からない。
それに俺、インターハイ出ては行けない。
「奏!」
『藍、琴音、なんかごめんな。迷惑かけて、本当は・・・いや、何でもない。』
「奏・・・」