瞳に映る君の嘘
「リバウンド!」
藍はそう叫び、ゴール下にいた宮崎先輩がリバウンドを取り、再び飛んで、ダンクして決まった。
それからどんどん試合が進んでいき、試合終了のブザーが鳴った。
「試合終了、75対112で蘭美高校の勝利。礼。」
「ありがとうございました!」
そして私達の学校、蘭美高校の第一試合は、勝利した。
『お疲れ、藍。』
「ん、ありがと。」
「まず1勝です。勝ったからと言って、気を抜かないでください。明日の相手はこの学校にとって厄介な相手です。もしかしたら奏君に出てもらうかも知れない。しっかりやってください。それじゃあ行きましょう。」
「はい!」