瞳に映る君の嘘
そして大野高校との試合が始まった。
試合のメンバーは、昨日と同じで試合は順調だった。
今、ボールは長居君が持っていて、翔太がフリーだった為、パスをした。
翔太は3Pラインからボールを放った。
そして、出来事があった。
その一本が決まってから相手がどんどん決めていくのに、蘭美高校は一点も入っていなかった。
相手が予想以上に強く、監督が動いた。
「奏君、出れますか?」
「俺はいつでも出られますよ。」
「この試合軽くやって下さい。後々不利にならない程度で出てください。良いですね?」