変わらないモノ…
しばらく歩くとあるマンションに入って行く。
部屋の前で止まり鍵を取り出した。
 
「俺の家。見せたいモノがあるから入って」
そう言った彼の顔からはさっきまでの不機嫌さは多少なくなっていた。
 
家の中に入り彼の部屋に入った。
入るなり彼はクローゼットから小さな箱を出した。
 
「座って」と言われて床に座る。
彼は箱の中身を出して私の目の前に並べた。
 
そこにはプリクラやブレスレットそして、手紙が置かれた。
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