変わらないモノ…

「トモヒロと俺とコウは昔からの友達だった。俗にゆう親友ってやつ?俺とトモヒロは出稼ぎに行っててさ、3年…ぐらい前だったかな?二人とも夏休みが取れて帰ることにしたんだ。その時にアキちゃんを紹介された。てっきりコウと付き合ってるんだと思ったらただの同居人って言われたよ。」
一息ついてお茶を飲む。

「それから1ヶ月してこっちに異動になってさ、気づいたらトモヒロとアキちゃんが付き合ってた。」
彼がそこまで言いかけた時、思わず声が出てしまった。

『え!?元カレはダイって人だって…』

「それはトモヒロの前でしょ?俺が会った時は彼氏いなかったし。」

そして彼は続ける。
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