変わらないモノ…
私は夢中だった。
ただゴールに進むことしか考えていなかった。

目の前に階段が出てきた。
上がってカードを機械に差し込む。

「おつかれぇ~」
声がした方を向くとケンさんが居た。

『なんで!?マヂ野性!!』
ロスがあったはずなのに一番乗りしていたケンさんを見て爆笑した。

それから少ししてトモさんが戻ってきた。
10分経ってもコウちゃんが戻ってこないから私は不安になり上から迷路を見渡した。

少ししてキョロキョロしているコウちゃんを発見した。


『コウちゃ~ん!!』
私は無意識に手を振っていた。
さっきの出来事はすっかり忘れていた。

コウちゃんは私たちに指を指して笑った。

それから5分もしないで戻ってきた。
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