変わらないモノ…
「こないださ~ダイスケに会ったよ」
タバコに火をつけながら言った。
『ダイ?へ~』
なるべく話を広がらせないようにした。
「森と別れてから彼女作ってないんだって~」
顔色を変えずに私の気持ちを確認するように言ってきた。
それから何回かダイの話をされたけど私は『ふ~ん』と言うしかなかった。
「森さ~なんでトモと付き合ったの?」
そう言って私の方を見た。
私はコウちゃんと目を合わせるのが怖くてただひたすらテレビを見ていた。
「トモが森と一緒に住む気で居るよ」
私の反応を見ている。
『アキはここを出て行かないよ。』
この時だけは胸を張って言った。
「出てってもいいよ。トモが森と住みたいって気持ちを無視することなんてできないだろ?」
コウちゃんは私から目線を外そうとしない。
『出て行かないよ!!アキはずっとここにいるんだもん!!』
私は泣きそうだった。
コウちゃんが私の唯一の支えだったのに「出て行っていい」と言われてショックだった。
「森の好きなようにしていいよ」
しばらくの沈黙の後にコウちゃんはそれだけ言うとシャワーを浴びて寝てしまった。
私はリビングに取り残されて何も考えることができなくて、ただボーっとしていた。
タバコに火をつけながら言った。
『ダイ?へ~』
なるべく話を広がらせないようにした。
「森と別れてから彼女作ってないんだって~」
顔色を変えずに私の気持ちを確認するように言ってきた。
それから何回かダイの話をされたけど私は『ふ~ん』と言うしかなかった。
「森さ~なんでトモと付き合ったの?」
そう言って私の方を見た。
私はコウちゃんと目を合わせるのが怖くてただひたすらテレビを見ていた。
「トモが森と一緒に住む気で居るよ」
私の反応を見ている。
『アキはここを出て行かないよ。』
この時だけは胸を張って言った。
「出てってもいいよ。トモが森と住みたいって気持ちを無視することなんてできないだろ?」
コウちゃんは私から目線を外そうとしない。
『出て行かないよ!!アキはずっとここにいるんだもん!!』
私は泣きそうだった。
コウちゃんが私の唯一の支えだったのに「出て行っていい」と言われてショックだった。
「森の好きなようにしていいよ」
しばらくの沈黙の後にコウちゃんはそれだけ言うとシャワーを浴びて寝てしまった。
私はリビングに取り残されて何も考えることができなくて、ただボーっとしていた。