変わらないモノ…
トモさんが帰ってきて何もなかったようにご飯を食べた。

一緒にお風呂に入ってテレビを見ながらゴロゴロしていた。

トモさんがタバコに火をつけたときに私は聞いた。

『トモさん?聞きたいことあるんだけど…』
トモさんの背中を見つめながら言った。

「なに~?」
振り返り私の目を見ながら答えた。

『今日ね、掃除をしてたときにトモさんの部屋から薬の紙が出てきたの。いつから?』
なるべくトモさんを責めないように言った。

「高校の時ぐらいかな…親とあんまりうまくいってなくて。」
隠すと思ってたら予想外に話はじめた。
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