変わらないモノ…
「あれ~可愛い子だね。名前は?」
目を見開いたまま聞いてきた。
 
『アキです!森山アキです!!』
また頭を下げた。
 
「アキちゃんか~何もないけど居ていいよ。」
優しい笑顔で言ってくれた。
 
私は深々と頭を下げた。
 
「じゃぁこっち来て!!」と言われて彼に腕を引っ張られて2階に上がった。

< 77 / 177 >

この作品をシェア

pagetop