変わらないモノ…
階段を上がると右側にリビングがあってその正面に部屋がある。
 
突き当たりに一つと手前の左右に一つずつ部屋があった。
 
「正面がオヤジ達の部屋で~突き当たりが弟。そんでこっちが俺でアキちゃんはこっち!」
案内されたのは左側の部屋だった。
 
ドアを開けると6畳ぐらいのシンプルな部屋だった。
窓側にベッドがありその正面に机がある。
 
「前は物置だったんだけど住み込みにしてからここを使うようにしたんだ。モノはこれしかないけど必要なのがあれば言ってね♪」
そう言ってベッドに座った。
 
『十分です。ありがとうございます』
頭を下げた。

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