君色に染まった恋
彼氏になって2日目、なんか不思議な感覚。
昨日とはなんか違う世界にいるみたい。
もう、陽くんに隠すことなんて何も無い。
だって、泣き顔まで見られちゃたもん。
今なら全てをさらけ出せる気がした。
陽くんは相変わらず変わらないようだ。
私が陽くんの家の前で待っていると、
慌てて陽くんが家から飛出てきた。
「もう、遅いよ。遅刻しちゃんじゃん。」
「ごめんって、じぁあ全速力で行くよ。」
私の手を引っ張って手がちぎれそうなくらいバス停まで走った。バスで呼吸整えて「なっ、間に合ったろ?」「しんどいよ。死ぬかと思った。」陽くんは私のほっぺたをギュッとつまんで「いてててて。」「ほら、生きてる生きてる。」「もう、さいてー。」
「ごめんごめんって。」陽くん寝癖ついてる。私が陽くんの頭の方を指差すと。
「ん?何か付いてるか?」「寝癖!!」
「マジで。」私が鏡を差し出すと、
「やっべー。まっ、いっか。」
目を見合わせて笑った。
朝練は二人共何とか間に合った。
終わって教室へ入って席についた。まだ、サッカー部はやってるのかな。ようやく戻ってきた。席につくと私の方を向いて
「凛子、今週の日曜日の試合。俺、出れるかもしれねぇんだ。」「ほんと!?」
「あぁ、だから観に来てくれねぇか。」
「うん、今週の日曜は休みだったから。」
「サンキュー。」
一年からレギュラーって凄いよ、陽くん。
音楽室に行って早速有紗を探した。だって、遥輝くんも出るんだもん。
「ねぇ有紗。遥輝くん今週の日曜日の大会出るんだって。」有紗は満面の笑顔を浮かべて「ほんと、凛子一緒に観に行こう。」
「いこいこ。」またこれで1週間頑張れる気がした。
昨日とはなんか違う世界にいるみたい。
もう、陽くんに隠すことなんて何も無い。
だって、泣き顔まで見られちゃたもん。
今なら全てをさらけ出せる気がした。
陽くんは相変わらず変わらないようだ。
私が陽くんの家の前で待っていると、
慌てて陽くんが家から飛出てきた。
「もう、遅いよ。遅刻しちゃんじゃん。」
「ごめんって、じぁあ全速力で行くよ。」
私の手を引っ張って手がちぎれそうなくらいバス停まで走った。バスで呼吸整えて「なっ、間に合ったろ?」「しんどいよ。死ぬかと思った。」陽くんは私のほっぺたをギュッとつまんで「いてててて。」「ほら、生きてる生きてる。」「もう、さいてー。」
「ごめんごめんって。」陽くん寝癖ついてる。私が陽くんの頭の方を指差すと。
「ん?何か付いてるか?」「寝癖!!」
「マジで。」私が鏡を差し出すと、
「やっべー。まっ、いっか。」
目を見合わせて笑った。
朝練は二人共何とか間に合った。
終わって教室へ入って席についた。まだ、サッカー部はやってるのかな。ようやく戻ってきた。席につくと私の方を向いて
「凛子、今週の日曜日の試合。俺、出れるかもしれねぇんだ。」「ほんと!?」
「あぁ、だから観に来てくれねぇか。」
「うん、今週の日曜は休みだったから。」
「サンキュー。」
一年からレギュラーって凄いよ、陽くん。
音楽室に行って早速有紗を探した。だって、遥輝くんも出るんだもん。
「ねぇ有紗。遥輝くん今週の日曜日の大会出るんだって。」有紗は満面の笑顔を浮かべて「ほんと、凛子一緒に観に行こう。」
「いこいこ。」またこれで1週間頑張れる気がした。