君色に染まった恋
「遥輝くん。私答えでたよ。」
「じゃあ、教えて。」
私はすっうと息を吸って
「ごっ、ごめんなさい。私他に好きな人がいるの。」
3秒時が止まった。
「そっか、分かった。」
「ありがとう。私嬉しかったよ。」
そう言って遥輝くんに背を向けて歩いた。
そうだ、これでいいんだ。素直になれば良かったんた。
「まって、凛子。」
「他の人が好きって言ってたけど、誰なんだ。教えてくれ。頼む。」
「よっ、陽くん。」「陽くんって誰?」
「佐々野陽太。」「分かった。でも、友達ではいさせてくれ。」
「分かりました。これからも友達としてよろしく。」
よし、ちゃんと言えた。あの時もちゃんと言えば良かったんだ。
歩いていると、あれっこの階ではあまり見かけない顔だな。だれだろう。
「あのー、陽太くん知らない?」
「分かった、呼んでくるね。名前は?」
「城井七星。ごめんね、ありがとう。」
あっ、あの子陽くんのことビンタしてた子じゃん。
慌てて教室へ戻った。
「陽くん。なんか城井七星って言う子が陽くんっのこと探してた。」
「まじかよ。サンキュー。」
どういうことだろう。まさかね。
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