私と彼の距離
それから君と話すのが楽しくて図書委員の仕事が楽しみになっていた。

『 橘くん!今日は何の本読んでるの?』

『 前に君が紹介してくれた本だよ。』

『 あぁ!それすごくおもしろいよね!』

『 うん...意外とハマるな。』

『 ふふっ......よかった!』

(笑顔が眩しいな――......。)

『 ん?橘くん大丈夫??』

『 悪い......ボーとしていた/////』

(橘くん......何か照れてる?)

『 そういえば......橘くんじゃなくて蒼介でいい。』

『 じゃあ......蒼介くん/////』

『 うん...それでいい――.../////』


この時は幸せだったな――......


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