俺様vs…私??第1部



全部話し終わったころ

時計は7時を回っていた。



「そっかぁ…。」

裕也は俺の言うことに

【うん。うん。】

と、ずっと頷いていてくれた。



「でも、これってただのやきもちだよな?」


・・・そう。自分でもわかってるんだ。


それが【やきもち】だってコトくらい…。




「ま、【やきもち】もあるけどさ??

けど、メールを返さなかったのは

ちょっと酷いんじゃねぇ?」



裕也は、携帯をいじりながら

そう言った。





「…彩音は悪くねぇよ。」

「・・・・?」





何いってんだろ…?俺…。





元はと言えば

自分で聞いたことなのに

彩音のこと悪く言ったのは俺なのに…

いざ、他のやつに彩音を悪く言われると

嫌な気分になる・・・。








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