俺様vs…私??第1部
そんな彩音を見てると…
いつのまにか、謝る目的を忘れ
イライラしていた。
「お前・・・ちょっと来い。」
彩音の耳元で、言う。
・・・・・他の奴等に聞かれたら困るし。
「ごめん。木村さん、彩音かりて
いいかな?」
「どうぞ~♪♪」
俺は、彩音の腕をつかみ
ただ歩いた。
どんな道を通ったか、覚えてないけど…
ただ、ひたすら…
いつの間にか、俺達は
旧校舎に行く廊下に来てた。
彩音を掴んでた手を離す。
「拓・・・・?ここは・・・?」
キョロキョロしながら言う。
「・・・旧交舎へ行く、廊下。」
なんか…
彩音が不安そうな顔をしてる。
なんで…?
「…お前さァ…。」