俺様vs…私??第1部
【優斗】なんかに、負けねぇッ!
俺は、彩音のもとに駆け寄った。
すぐに、足音に気づき
彩音は顔をあげた。
「・・・・た、拓・・・。」
「さっきは、ごめんな?
本当は、俺・・・・・・・・・。」
俺が言いかけたところで、
彩音が話をさえぎった。
「別にいい・・・。
例え、どんな理由があっても
拓が、他の子と・・・・その・・・
してた?ことには変わらないし・・・・。
拓は、今までも・・・特定の彼女は
作ってなかったんだしさ・・・・・。」
彩音の目には
俺ってそう映るんだ・・・・。
「・・・・・ただね・・・。」
【ただ】・・・何???
「・・・私も・・・
その中の1人にすぎないんだ。って
考えちゃったの・・・・。」
彩音が・・・・?
そこらへんの女と同じ???
そんなわけねぇよ。