龍神のとりこ
28.譲れない
空からコハクが降ってきたーーー
「コハクっ!」
ざんっ!
樹々を散らしてコハクが舞い降りた。
『コハク、瞳が真っ紅だ、、』
「きやっ」
シオウがぶんっと肩を振り身体ごとコハクに対峙した。
真横に見たシオウの瞳は爛々と輝いている。
「・・・」
トーコの身体は動けなくなった。
「小僧、、、」
「トーコに手を出すなと言ったはずだっ!」
「シオウ、その娘をコハクに渡して。」
コハクは一瞬目を見張った。
シオウから距離を置いて立ったジンを一瞥した。
「どういうことだ、ジン、正気に戻ったのか。」
「コハクっ!」
ざんっ!
樹々を散らしてコハクが舞い降りた。
『コハク、瞳が真っ紅だ、、』
「きやっ」
シオウがぶんっと肩を振り身体ごとコハクに対峙した。
真横に見たシオウの瞳は爛々と輝いている。
「・・・」
トーコの身体は動けなくなった。
「小僧、、、」
「トーコに手を出すなと言ったはずだっ!」
「シオウ、その娘をコハクに渡して。」
コハクは一瞬目を見張った。
シオウから距離を置いて立ったジンを一瞥した。
「どういうことだ、ジン、正気に戻ったのか。」