男装少女争・奪・戦 ~男子校とか無理だから!!~ 【完】
Greed said祐一郎
あぁ……
しまった。
しっかり話くらい聞いとけよ、俺。
「祐一郎ー
眠いー寝りゅー」
「おい紗耶香、こんなとこで寝るとかふざけんな
風邪ひくぞ」
「う…ん」
「おい、起き……」
は?
紗耶香を揺すっていた手が引っ張られ、
バランスを崩した俺は、紗耶香の隣に
……ポスン
腰掛けるかたちになった。
「腕、離せよ……」
「む〜」
余計に強く俺の腕をつかむ紗耶香。
「はぁ……」
すっげぇ無防備。
俺の理性を何だと思ってんだよ。
……それだけ俺を信頼してるってことか?
昔と全く変わらない寝顔。
それを可愛いと思い始めたのはいつだっただろうか?
「女なんだから自覚しろよ。
何されっかわかんねぇぞ」
コレ朝まで続けんのか……
あ、ヤベぇ
俺まで眠くなってきやがった。
寝てはいけない
分かってはいたが
俺は睡眠欲に負け
そのまま眠りに就いた。
しまった。
しっかり話くらい聞いとけよ、俺。
「祐一郎ー
眠いー寝りゅー」
「おい紗耶香、こんなとこで寝るとかふざけんな
風邪ひくぞ」
「う…ん」
「おい、起き……」
は?
紗耶香を揺すっていた手が引っ張られ、
バランスを崩した俺は、紗耶香の隣に
……ポスン
腰掛けるかたちになった。
「腕、離せよ……」
「む〜」
余計に強く俺の腕をつかむ紗耶香。
「はぁ……」
すっげぇ無防備。
俺の理性を何だと思ってんだよ。
……それだけ俺を信頼してるってことか?
昔と全く変わらない寝顔。
それを可愛いと思い始めたのはいつだっただろうか?
「女なんだから自覚しろよ。
何されっかわかんねぇぞ」
コレ朝まで続けんのか……
あ、ヤベぇ
俺まで眠くなってきやがった。
寝てはいけない
分かってはいたが
俺は睡眠欲に負け
そのまま眠りに就いた。