男装少女争・奪・戦 ~男子校とか無理だから!!~ 【完】
冷たくなっていく母親の体

幼い妹はもう息をしていない。

自分も

シヌノ?

『死』という言葉が初めて近く感じられた。

まだ

死にたくない

それは

『生』への執着

『死』への恐怖

「……鹿島先輩?」

「……あ…ああ」

「どうしたんスか?」

「いや、何でもない」

「……そうですか?」

彼には

話していいだろうか?

この記憶は一人で抱えるには

重すぎる
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