男装少女争・奪・戦 ~男子校とか無理だから!!~ 【完】
「どうしたの~?」
ただのいたずらのつもりだった。
けど……
「ひゃいッ」
……え?
女の子?
いやないでしょ。
ここに女の子がいるわけない。
「驚かせてごめんね~」
僕が謝ると、彼女……じゃない
彼はいきなり泣き出した。
僕何かやった?
「ごめ……ん?」
何をしたかはとりあえず置いておいて、
念のため謝る。
いざこざはなるべく起こしたくない。
「い、いや……
わ……俺迷ってて、人に会えてめっちゃ安心しただけで……」
……支離滅裂
なんとなくは分かったけど……
「そっかぁ
だったら僕が案内してあげる~」
「いいの!
ありがとう!
ほんっとに困ってたんだ」
女の子みたいに高い声……
僕も似たようなもんだけど……
「あ! そうだ!
わ……俺野田 さ……光也っつう名前な!
よろしく!」
光也……
「みっちゃん?」
「へ?」
「嫌だった?」
「そんなことない!」
ブンブンと首を縦に振るみっちゃん。
「よかったぁ」
楽しい友達ができたみたいだ。
退屈しないだろうなぁ。
ただのいたずらのつもりだった。
けど……
「ひゃいッ」
……え?
女の子?
いやないでしょ。
ここに女の子がいるわけない。
「驚かせてごめんね~」
僕が謝ると、彼女……じゃない
彼はいきなり泣き出した。
僕何かやった?
「ごめ……ん?」
何をしたかはとりあえず置いておいて、
念のため謝る。
いざこざはなるべく起こしたくない。
「い、いや……
わ……俺迷ってて、人に会えてめっちゃ安心しただけで……」
……支離滅裂
なんとなくは分かったけど……
「そっかぁ
だったら僕が案内してあげる~」
「いいの!
ありがとう!
ほんっとに困ってたんだ」
女の子みたいに高い声……
僕も似たようなもんだけど……
「あ! そうだ!
わ……俺野田 さ……光也っつう名前な!
よろしく!」
光也……
「みっちゃん?」
「へ?」
「嫌だった?」
「そんなことない!」
ブンブンと首を縦に振るみっちゃん。
「よかったぁ」
楽しい友達ができたみたいだ。
退屈しないだろうなぁ。