恋蛍~君の見ている風景~【恋蛍 side story】
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美波ちゃん。
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高校合格、入学、おめでとう。
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直接会って渡すことができなく
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てごめんなさい。
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私は相変わらず忙しくやってい
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ます。
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実は私も報告があります。
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今度、青山に姉妹店がオープン
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することになりました。
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今度はパンケーキ店じゃなくて
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、ちょっと大人向けのおしゃれ
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なカフェです。
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【cafe Torle】がオープンしたのは、あたしが24歳になった秋だった。
律子おばさんはカフェの方が軌道に乗るまで付きっ切りになることになり、あたしはトルテのチーフに昇格した。
そして季節は冬になり、12月を迎えた。
『悪いんだけど、今から青山に来れない?』
大事な話があるの、と律子おばさんから電話があったのは、その日の夕方だった。
美波ちゃん。
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高校合格、入学、おめでとう。
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直接会って渡すことができなく
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てごめんなさい。
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私は相変わらず忙しくやってい
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ます。
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実は私も報告があります。
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今度、青山に姉妹店がオープン
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することになりました。
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今度はパンケーキ店じゃなくて
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、ちょっと大人向けのおしゃれ
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なカフェです。
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【cafe Torle】がオープンしたのは、あたしが24歳になった秋だった。
律子おばさんはカフェの方が軌道に乗るまで付きっ切りになることになり、あたしはトルテのチーフに昇格した。
そして季節は冬になり、12月を迎えた。
『悪いんだけど、今から青山に来れない?』
大事な話があるの、と律子おばさんから電話があったのは、その日の夕方だった。