だから放っておけねーんだよ。
旭にはいっちょまえに言ったけど、私もどっちつかずで最低だよね。
先輩が自分のことを好きだって知ってるのに、旭の言動に一喜一憂してる。
最低だ…私。
なのに先輩は、そんな私をまだ好きでいてくれている。
………これ以上待たせたら悪い。
…………私、青山先輩と付き合おう。
夏休みの試合で私も先輩に告白しよう。
そうしたら、きっと丸く収まる…
旭には大山さんがいるもん。
私は先輩のことを好きになる。
好きになるから…まってて、先輩。