だから放っておけねーんだよ。







旭は私を不審な目で見ながら、普通にアイスを食べている。







何コレもしかして気づいてない感じ????







まぁ幼馴染だし、世間からすれば別に大したことない…?







で、ですよね…そうですよね…。







「おい!お前、垂れてる。」







「ぎゃーーーっ!ティッシュ!ティッシュ!」







「持ってねぇよバカ…って!垂れてる手で俺に触るなっ!」







「だってーーーー!」







ギャーギャー騒ぐ私たち。







アイスよりも甘い時間。







私にとってはドキドキしっぱなしで…でもいつも通り冗談も言い合える…








ずっとこの時が止まればいいのに。







本当に、そう思ったよ。









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