だから放っておけねーんだよ。
「星野くんに是非とも応援団をしてほしいんだが!」
「は?なんで俺が。」
あいつの代名詞、教師だろうがタメ口。を炸裂させて、お願いをことごとくスルーしてたよね。
「そこを何とか…!」
「だりぃよ。つーか、何で俺?」
「クラスのみんなの同意があってだな…」
「俺は同意しない。そもそも体育祭すら参加する気ねーんだけど。」
………チーン。
先生、完敗。
てなことがあって、その年の体育祭は本当に来てすらいなかったよね。
そんな面倒くさがりなあいつが、快く引き受けるなんて…
何かウラがあるに決まってる…!